みなさん こんにちは
スタシオン鍛冶ヶ谷SSです

今回はトヨタ シエンタ の車検と整備を実施しましたのでご紹介いたします
年式が2020年、走行距離が9,500kmでの入庫となります

車検の整備内容は、ブレーキフルード交換、エンジンオイル交換、オイルエレメント交換、
等々を実施させて頂きました

今回はその中でもブレーキフルード交換について詳しく紹介します

ブレーキフルードは、ブレーキペダルを踏み込んだ力をブレーキ装置に伝える重要な部品です

ブレーキフルードは吸湿性があるため、湿度の高い日本では、毎年数％の水分が混入し劣化していきます
劣化すると沸点が低くなり、ブレーキフルードが熱を帯びた際、内部に気泡が発生します
そうなるとブレーキを踏んでも油圧が伝わりにくくなるため、ブレーキが効かなくなります
このような状態を「ベーパーロック現象」と呼びます

重大事故につながる可能性が高まるため、この事態を避けるには定期的な交換が必要になります

ブレーキ１輪づつ ブレーキフルードを抜いて新しいフルードに交換していきます

ブレーキ装置は重大事故につながる重要部品になりますので

国家整備士の資格を持っているスタッフが、作業のミスがないよう確実に作業いたします

こちらが抜き取ったブレーキフルードと新しいブレーキフルードを比較したものになります
空気中の水分、チリなどが混入し劣化している事が確認できます

あまり乗らなく走行距離が少なくても劣化は進んでいきます

ブレーキフルード交換は、車検ごとの交換が目安となっております
定期的に点検もしくは交換をおすすめしております！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
もし車検や点検先で迷われている方は、ぜひ当店でいかがでしょうか？

またのご利用を心よりお待ちしています！！